陰陽

夜迦村


芸術にも学術にもすべての分野に存在する、古くから伝わる中国の哲学は“陰”と“陽”に分かれている。 陰と陽はモノの根源とされ、多様な現象に通じる、しいては森羅万象の招来を遂行する。陰陽の原理は、多少神秘的ではあるが、モノの様々なレベルで、根源に達するために“陰”と“陽”を同じ重要さを持ち合わせなくてはならない。人生の幸福の途中にある障害となるモノを取り除き、健康の再確認と、家族間のハーモニーの為にも“陰”と“陽”の同じ重さでの存在は不可欠である。

“陽”の本来の意味は『太陽にたなびく旗』であり、“陰”は『曇りまたは覆われている空』を指す。“陰”と“陽”は森羅万象の中のふたつの大きな力であり、直接触れることはできないが、その性質と確かさは明らかに存在する。

“陰”と“陽”の性質
1. 陰陽は常に共にあり、離れることはない。
2. 陰陽は変化と同等の重さの状態に常に存在する。
3. 陰陽は絶対的ではなく、相互理解の関係の中に存在する。
4. 陰の尖端で、陰は上昇し、陰は下降する。
5. 陽の尖端で、陰は上昇し、陽は下降する。
6. 陰陽はダイナミックな正反対のペアーとして現れる。
7. 陰陽は全てのレベルで相互的に強化される。
8. 陰陽は地上に属するものを6つの層で創造する。
9. 現象は陰陽に潜み、その中で役割を果たす。



上昇
下降
膨張的
圧縮的
革新的
伝統的
想像的
分析的
北極
南極
直線の道
曲線の道
線状の時間
円状の時間
物理的世界
幽体世界
風になびく